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● 良い中国留学カウンセラー
1.豊富な知識
中国留学に関する豊富な知識を持っている、これが良い留学カウンセラーの第一条件です。また、一つの大学について深く知ってるだけでなく、どれだけ多くの大学について知っているかも重要です。カウンセラーが中国留学について深い知識を持っているほど、中国留学希望者の疑問に的確に答えられますし、多くの大学を知っていれば知っているほど、希望者に本当に合った大学を勧めることができます。
逆に知識が浅ければ、中国留学希望者の疑問に答えられず、留学への不安を解消することもできません。知っている大学が少なければ、本当にその人に合った大学を勧められないばかりでなく、悪質なカウンセラーであれば、なんだかんだと理由を並べて、その人に合っていなくても、その大学を強引に勧めたりしかねません。
2.いつの情報かを明確にする
優れた中国留学カウンセラーは、情報の大切さを知っています。その情報を基に中国留学希望者に大学を勧めるのですから当然のことです。
ところで、中国の大学は毎年まったく同じ状況というわけではありません。ある学期は日本人が少なかったのに、次の学期は急増したということがよくあります。ですから、良いカウンセラーは常に新しい情報を得ようとし、相談者に情報を出す場合も、いつのデータであるかを明示します。
古い情報なのにそれを相談者に明示しないのは、そのカウンセラーが情報の鮮度に鈍感である証拠です。
3.大学の悪い点も語る
すべての条件が整った満点の大学なんてありません。たいていは、良い点もあれば、悪い点もあるものです。
良くないカウンセラーは、勧める大学の悪い点を隠します。なんとかその大学に中国留学希望者を押し込むため、悪い点を隠して良い点ばかりを強調します。その大学に到着して初めてその事実に気づくことになります。
良いカウンセラーは、良い点と一緒に悪い点も説明します。悪い点も確かにあるが、良い点のほうが勝っているので、トータルではこの大学が最適だと自信を持って勧めます。さらに、悪い点をどうやってカバーすれば良いかまでアドバイスしてくれます。
4.回答をはぐらかさない
豊富な知識を持った良心的な中国留学カウンセラーは、質問への回答をはぐらかしたりしません。イエス・ノーを明確に言い切ります。
例えば、カウンセラーが勧めた大学に対して、中国留学希望者が「この大学は1クラスの人数が多すぎるのでは?」と言ったとします。豊富な知識を持ったカウンセラーならば、まずは「その通りだ」と認めます。その上で、その点については明らかにマイナスだが、他にあなたにとってこういうメリットがあるので、トータルではこの大学が適している、と自信を持って明快に説明します。さらに、どうしても人数が多いのが気になるならば、こういう大学もあると、他の選択肢を提案します。
これに対して良くないカウンセラーは、人数が多いのが必ずしも悪いとは言い切れないとか、人によっては人数が多くても対応できるとか、人数が多いのはその大学が人気がある証拠だなど、苦しい言い訳を並べます。また、「人数が多いのでは?」という問いには答えず、他の良い点を語りだすなど、回答をはぐらかします。
こういう場合は、その大学が本当にその人に合っているのではなく、エージェントが単にその大学に押し込めたいだけなのかもしれません。
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